好きなバンドについて
私は俗に言う、「バンド好き」な人間です。
国内外を問わず、自分のいいと思った音楽は何でも聴くようにしています。
音楽は曲を聴くときもあれば、詩を聴くときもある。
色んな見方や聴き方ができる、「音楽」が大好きです。
中でもバンドの音楽は、それが一つのチームだってのがいいんです。
ひとりのシンガーが、バンドを率いてツアーを巡る、それもまたよし。
チームで作り上げたものって、音の厚みが全く違うと思うんですよね。
それは明るい厚みだったり、暗い部分の厚みかもしれない。
人間性や時々のコンディションが如実に現れるところが、バンドの面白いところです。
それはさておき、
私がバンドの音楽を聴くようになったのは、高校生になる前くらい。
そして、バンドが面白いと思えたのは、「くるり」を聴いてからでした。
独特で、繊細で、愉快で、奇妙で、変態な「くるり」を聴いて、
そこから、「もっと他にも…」いろんなバンドを漁って聴くようになりました。
おかげで沢山の音楽に出会えて、
でも、巡り巡って、結局は「くるり」に戻ってくるんです。
音楽を聴くときのコンディションって私にはあるんですが、
「くるり」に限っては、それを問わずスッと耳に入ってくるんですよね。
ああ、そうか、
ええ、そうです、私の「好きなバンド」は「くるり」です。